あなたは他人から姿勢について指摘を受けたことはありませんか?
PCやスマホの影響で現代人の多くが猫背になっているといわれています。
「猫背だという自覚はあるけれど、この姿勢が楽なんだから仕方ないでしょ」
と開き直っている、あなた。
姿勢が楽だからといって、猫背生活を続けていると、とんでもないことになってしまうかもしれませんよ。

猫背を直さない=人生損している
猫背を続けると、身体に色々な不調が出てきます。
酷くなると日常生活に支障をきたす場合だってあるのです。
「楽だから・・」といって姿勢が悪い生活を続けていると、結局はデメリットしか生まれません。
では、猫背のままでいると、どんなデメリットが生じてくるのでしょうか?
猫背のデメリットは以下の通りです。
老けて見える 姿勢が猫背だと「疲れている」「不健康そう」といったようににみえて、実年齢よりも5歳老けてみられるといわれています。
肩こり 猫背になると頭が前かがみになり肩甲骨も一緒に前に出てきます。その際に左右の肩甲骨の間に筋肉が引っ張られて、その結果、肩こりになってしまうのです。
むくみやたるみ 猫背でいると血液やリンパの流れが悪くなるので、むくみの原因になります。また、姿勢の悪さは顔の表情筋を引っ張り上げている背中の筋肉を衰えさせる原因ともなり、必然的に顔の筋肉も衰えさせたるみの原因にもなるのです。
腰痛・ヘルニア 猫背によって上半身のずれが生じることで、間接に負担がかかり、腰痛やヘルニアの原因になることがあります。また、猫背の人は腹筋や背筋を使わない状態であることが多く、筋肉の衰えのため腰痛になってしまうことあり得るのです。
頭痛 猫背になると首周りにある重要な神経が圧迫され、慢性的な頭痛の要因になるケースがあります。
酸欠 猫背により肺や心臓が圧迫されて呼吸が浅くなります。その結果脳が酸欠状態になり、集中力の低下などの症状を引き起こします。
肥満 猫背の姿勢でいると、通常使うはずの腹筋や背筋を使わないので肥満につながるといわれています。また、これらの筋肉を使わないことで代謝も悪くなるため、より体重が増えやすくなります。
上記以外にも「便秘などの胃腸の不調」「血行不良」「冷え性」「代謝の低下」「集中力低下」「精神的な不安」などといった不調の数々も、姿勢の悪さが原因で起こるといわれています。
こんなに色々な不調を巻き起こす猫背を直さないなんて、まさに「人生損している」と言っても過言ではありません。

毎日のストレッチで猫背は改善できる
毎日数分のストレッチでも効果的
PCやスマホが生活の必需品である現代人の私たちにとって、猫背になってしまうのは仕方がないことなのかもしれません。
しかし、そのままにしておくと生活に影響を与えるほどの症状が生じてしまいます。
今回や取り上げたストレッチの一部を数分だけでも構いません。
デスクワークの合間や「姿勢が悪くなっている」と気付いたときにでも、ストレッチを行なってみましょう。
それだけでも、色々な不調が楽になりますよ。
