6月に入り、全国各地で真夏日が続いています。
猛暑で心配されるのが熱中症です。
特に今年はコロナウィルス予防ためのマスク着用によって、例年よりも蒸し暑さを感じている人も多いのではないでしょうか。
実際にマスク着用で熱中症のリスクは高くなることがわかっています。
今回は、ヨガや呼吸法でできる熱中症対策をご紹介します。
本格的な夏が来る前に、しっかり対策しておきましょう。
ヨガの呼吸法で熱中症対策
ヨガの呼吸法は、身体を活性化する方法と沈静化する方法があります。
猛暑の中、外出やジョギングなどを行った際には、身体をクールダウンさせるためにも、ぜひ沈静化の呼吸法を試してみてください。
熱を持った身体がクールダウンしていくのが感じられますよ。
身体をクールダウンさせるシータリー呼吸法
- 舌の両サイドを丸めてストロー状にする
- そのままゆっくりと息を吸い込む
- 息を吸いきったら口を閉じて、口の中に広がる空気の冷たさを感じる。
シータリー呼吸法のポイントは、舌をストロー状にして息を吸うときに一気に吸うのでなく、ゆっくりと行うことです。
舌の両端を丸めるのが難しく感じる人は、口を丸く狭めてみましょう。
唇の丸みを使えば、舌が丸めやすくなりますよ。
ヨガでも熱中症対策ができる
熱中症対策はヨガでもできます。
というのもヨガを行うときにかく汗は、熱中症対策に効果的と言われている「良い汗」なのです。
実は汗にも「良い汗」と「悪い汗」があり、悪い汗ばかりかいていると熱中症リスクを高めてしまいます。
良い汗とはすぐに乾き匂いがしません。
また良い汗はろ過されているので、身体に必要なミネラルなどの成分を再吸収してくれる働きを促します。
そして良い汗は効率よく体温を下げてくれる働きもあるのです。
一方、悪い汗は乾きにくく体温を下げる働きがありません。
また身体に必要なミネラルなどを排出してしまうので、熱中症の原因になります。
ヨガは身体の芯からじっくり温めることができ、汗腺を鍛えることができ、良い汗をたっぷりかくことができるエクササイズです。
そのため、ヨガは熱中症対策にぴったりなエクササイズといえます。
熱中症対策におすすめのヨガ動画
熱中症対策アイテムと併用すると効果的
マスクによる熱中症リスクは、ここ最近マスコミなどでも伝えられています。
そして暑さ対策が施されたマスクや熱中症対策アイテムなどの販売も、今年は非常に多いです。
そのようなアイテムを取り入れつつ、ヨガでたっぷり良い汗をかけば、今年の熱中症対策はバッチリ。
異例の夏を迎える前に、しっかり熱中症対策を行うことをおすすめします。
