先日、ギネスが認めた世界最高齢のヨガインストラクターTao Porchon-Lynchさんをご紹介しましたが、今回はアメリカ最年少のヨガインストラクターをご紹介します。
現在12歳の彼がヨガインストラクターになった経緯とはどういったものだったのでしょうか?

12歳のTabayくんがヨガインストラクターになった理由
Tabayくんがヨガに出会ったのは、彼が6歳の時に母親のSahelさんの癌がきっかけでした。
幸運にもSahelさんは闘病生活の末、癌を克服しますが、闘病後、歩けなくなるなど、日常生活において様々なことに支障がでてしまったそうです。
そんな辛い思いをしていたとき、Sahelさんが身体のケアの為に始めたのがヨガでした。
Sahelさんがヨガによって身体だけでなく、心も回復していく姿を見て、Tabayくんはヨガに興味を持ちます。
そして、10歳の時にヨガインストラクターの資格を取りました。
現在では、カルフォルニア州サン・クレメンテにあるヨガスタジオで週に3つから4つのクラスを担当しています。
彼のクラスの参加者は子供から大人と幅広い年齢で、いつも満員になる人気クラス。
多くの参加者から、信頼され愛されている立派なインストラクターさんなのです。
Tabayくんのヨガクラスのレッスン料の全額を子供の癌のために寄付されています。
ま癌患者や元患者の人々にはレッスン料は取らず、フリーでクラスを開放しているそうです。
一人でも多くの人を救うために今日も活動中
様々なアメリカのテレビニュースに出演したこともあるTabayくんですが、自身のYouTubeチャンネルを持っており、そこではヨガ以外にも料理や旅行などの動画も挙げられています。
Tabayくんが人生を懸けてやりたい夢は「世界中でヨガを教えて、一人でも多くの人々を救うこと。」
過去には、癌患者への寄付を募るため、オンラインレッスンのイベントを主催したこともありました。
彼の「多くの人を救いたい」という夢は、これからも一歩一歩着実に実現されていくでしょう。